その16 ディズニーストアでの男の葛藤
最近、ガンガン出来ていますね。ディズニーストア。新しく出来るデパートとか大きめのショッピングセンターなんかには必ずあって、驚きますな。以前まだレアな店だった頃、近所(立川)に出来て大喜びしたのがバカみたいです。グランドオープニングに並んだりして、バッチもらったりして。イヤーン。
男が一人、あるいは男同士でディズニーストアに入るのはなかなか勇気が要ります。女の人と一緒なら「つきあってやるかフウ」と言った感じで楽勝ムード全開なのですが、男だけ、特に一人だと油断がなりません。他の女性客や店員に「アラアラ男の人がお一人で、フフフスクリーンに見入ってるわ、おやおや、プーさんのぬいぐるみなんか手に取って」等と思われてしまう感じがして、トホホです。トホー。
そこで今回のテーマは、「ディズニーストアで、男(大人)がいかに自然に入っていけるか」です。女子供には用のねえ世界でござんす。では参りましょう。レッツ、ディズニーストア!
まず、「恋人(奥さん)と一緒に来たふり」作戦です。恋人や奥さんとはぐれた振りをし、探しているかの如くストア内に入っていく方法です。高い視点でキョロキョロするのがコツです。時々、「あれえどこ行ったんだアイツ」とか、「あー、もういなくなっちゃったよ」等とつぶやくとポイントアップです。欠点はじっくり店内が見れない事です。キョロキョロしつつ、お目当てを探しましょう。慣れればそんなに大変ではありません。いざ購入の段階に言い訳がなくなってしまうのも致命的な欠点です。
次に、「硬派ディズニーマニア作戦」です。「俺はその辺のギャルとは違うぜ、硬派なディズニーマニアなんだ」といった雰囲気を強くかもし出しつつ、時計のコーナーやセル画のコーナーなどに一直線に突き進む作戦です。時計やセル画は思うまま選べますが、その他は全く見ることが出来ないのが致命的な作戦です。状況を選ぶ作戦と言えましょう。
「お使いで来たんですけど」作戦はなかなかよく出来た作戦です。「恋人(奥さん、子供なども可)に頼まれたんだけどね」と言った感じで、何かを探すフリをして店内をうろつく作戦です。店内をまんべんなく、ゆっくりと見れるので楽な作戦ですが、そのお使いチックな雰囲気をかもし出すのが難しい作戦でもあります。「お使いメモ」を持ってまわるのが良い作戦ですが、あまり迷っていると親切な店員さんが手伝ってくれたりするので、ありがた迷惑ですこの野郎。年のため「お使いメモ」には、あらかじめ欲しいものを書いておくのが安全でしょう。また、「『ファンタジア』のビデオ」などとまず置いてないものをメモして行くのも良い方法です。
「俺ってスヌーXーの大ファンなんだけどなー」作戦は、強気な作戦です。「スXーピー(正しくは『ピーナッX』ですね)」の大ファンのフリをして、ディズニーをけなしながら店内をうろつくのです。別にXヌーピーでなくとも、キテXーちゃんでも何でもかまいません。要は「好きで来たんじゃねえよ」といった雰囲気をかもし出す事により、いい年した男がディズニーストアにいる恥ずかしさを紛らわすのです。欠点は、心が痛むことと、まわりの目が冷たい事です。リスクが大きすぎますね。またそれ以前に、「スヌXピーやキXィーちゃんが好きな大人の男」というシチュエーションをいかに打破するか、という問題もあります。
「業界人作戦」は、ディズニーストア以外でもよく用いられる作戦です。別名「領収書作戦」とも言い、スーツを着ていかにもアミューズメント業界の人の様に振るまい、視察する様に店内を見る作戦です。何かを買ったら、領収書を貰うのを忘れない様にしましょう。これであなたも社用族です。
「私も店員さん作戦」は奇抜な作戦です。店員さんと同じコスチュームを自作し、来て行くのです。店員さんであれば、大の男がいても恥ずかしくありません。他の店員に見つかるとピンチなのと、ほかのお客さんに質問されちゃうのが欠点ですね。
最後は「僕ミッキー」作戦です。ミッキーの着ぐるみを自作して、ミッキーとして堂々と店内に入っていくのです。店員もお客さんも、もうミッキーに夢中です。誰もあなたが大の大人だとは思いません。一方で店内が見れるかどうか、果たして買い物ができるのか、それ以前にストアまでどうやって行くのか、などの問題も山積みです。
さて、ディズニーファンの成人男性諸君、参考になりましたかな?今後はぜひショップ側に、メンズオンリーデーを作って欲しいですな。ダメですか。