その3 ディズニービデオの明と暗 〜ディズニービデオについて その1〜


先週まで堅苦しい文章を書いていて、なんだか疲れてしまいました。今週からは、自分なりにくだけた表現で行こうと思うのです。


ええと大抵の場合、ディズニーファンになった人が最初にやるのはディズニーのビデオのコレクションですな。『ノートルダムの鐘』や『ヘラクレス』の様な最新作を買い集める一方で、『眠れる森の美女』や『ピーターパン』なんかの古い名作のビデオを集めだすんです。で、しばらくするとディズニーの長編アニメの一覧が手に入る。1作目の『白雪姫』以降、名作が目白押しなんだけど、ビデオが出ていない作品が結構ある。「ああ、まだ発売されてないんだな」等と思い、手に入るものだけを買い集めていると、レンタルビデオショップに発売されていないはずの名作作品がある。「これは一体!? ひょっとして発売されていたのか!?」と思いショップで尋ねると、「もう生産中止です」の一言。あわてて近所の店を片っ端から探すが、どこにもない。発売元のブエナビスタに問い合わせると、「生産中止なので、ショップに残っていなければもう・・・」といったような返事が返ってくる・・・。もういてもたってもいられない。学校(または会社)を休み、ビデオ探しの旅に出る。街にならばあるかもしれない。郊外ならばあるかもしれない。田舎にならばあるかもしれない・・・。しかし、そんな望みは片っ端から叩き潰される。ディズニービデオへの強い想いは狂気へと変わり、やがてビデオのないショップの店員を殺してまわる恐怖の殺人鬼に・・・。


コアなディズニーファン(レベルが上がり、マニアまたはオタクになった人含む)ならば、一度は遭遇する悲劇ですな(一部非該当部分アリ)。それにしても、昔のディズニービデオって売ってないですな。『美女と野獣』の字幕版なんて、もう日本中で5本売ってないでしょうな。ひょっとしたらマイナスなんじゃないかと。それくらい売ってないんですよね。新品はもちろん、中古も絶望的。基本的に中古のビデオは、レンタルビデオショップで人気時期の過ぎたものが安値で中古ショップに流れるんですが、ディズニービデオは長期に渡って稼いでくれるので、レンタルビデオショップもあまり手放さないんですな。そんな作品だからこそ手元に欲しいんですけどね。まれに中古であっても、レンタルで何度もあちこちまわったせいで画質がボロボロだったりもします。CDやLDならばともかく、ビデオの中古は極力避けたいものですな。大事な作品なら、特に。


なぜ昔のディズニービデオが売ってないかというと、ディズニービデオ特有の『期間限定生産』に原因があるんです。これは「いつからいつまでは生産するけど、それ以降はもう作らないよ〜ん。そのうち手に入らなくなるから、今のうちに買っときな〜」という文句で、一定期間に売りさばこうとする方法ですな。私の知る限りでは、『わんわん物語』からこの方法がとられているみたいですな。こまかい情報は「
ディズニービデオ情報」のページに任すとします。


で、一度生産が打ち切られた作品はもう当分生産されないのです。実際には、7、8年サイクルで再販されているみたいですな。この法則で行くと、『美女と野獣』(1993年発売)の再販は2000年から2001年という事になりますな。当分はプラチナ化しそうです。また、現在ではまだ何とか手に入る『アラジン』や『ライオン・キング』も来年には入手不可能になってそうです。正直言うと、ちょっと前は『美女と野獣』のビデオなんか佃煮にするほど売ってたんですからね。


じゃあ今買えない人はどうすりゃいいんだい、というと、レンタルビデオで見るしかないのですが、ディズニーファンってのは、いつも手元に置いておきたい訳で、そのあたりにジレンマがあるんです。


次回、そのジレンマと心の叫びについて(?)!

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