その49 安易な続編ビデオを斬る
くおおおっ!許せんっ!許せんったら許せんのだッ!何がって?続編ビデオだ!「ジャファーの逆襲」だの、「ベルの素敵なプレゼント」だの、「ライオンキングU」だの、言うに事欠いて「ポカホンタスU」だとぉ?ゆ、許せんッ!てめえら叩っ斬る!ズバアァァッ!ビシャアアアァァッ!ハア、ハア、分かったかこのアホウども!なにが「ビデオだけで新発売」だァッ!!劇場で公開できない品質なだけじゃねえかぁっ!名作の続編はきちっと作らんかぁっ!「ターミネーター」を見習えェッ!くそおっ、また腹が立ってきた!もっと叩っ斬るッ!ズバアアァッ!バシイィィィッ!ハア、ハア、ハア、許さん、許さんぞおっ!!
という訳で、噂に聞いていた「ポカホンタスU」のビデオ予告を見て久々に怒り心頭の私なのでした。なんというか、納得いかんのですよ、あのビデオオリジナルの続編が。声優も微妙に違うし、絵もなんとなくベターッとしてアメリカの安っぽいアニメみたいだし、変な所でフェードアウトがあって「お前ここコマーシャルが入っていた所だろ!」なんて突っ込みを入れたりして、どうも好きになれない、というか許せないんですな。
続編がNGってんじゃないんですよ。個人的には「ビアンカの大冒険 ゴールデンイーグルを救え!」は大好きです。ファンタジア2000も楽しみです(前のファンタジアが嫌いだっただけに)。でも、ビデオ専用作品って、作りがあまりにオソマツじゃないですか。私は「アラジン」が3度の飯よりも好きなんですが、「ジャファー」だの「完結編」だのは見る気もしないですな。ましてや「アラジンの大冒険」だの、「プリンセスなんとか」に至っては店頭で見かける度にビデオはテープを全部引き出して丸めてトイレに流し、LDは全部ぶち割って粉々にして危険物の日に捨ててしまいてえと思っておるのですよ。
きちんと完結している一つの作品を無理矢理掘り起こして不完全なまま続編にするあの態度!オリジナルに失礼っ!ちょうど、人気アニメのファンが作った同人誌の続編を読む様な虚無感があるんですよあのビデオには!ぜひともオリジナルのディズニーに取り締まって頂きたいッ!と思ったら本家ディズニーが出してるじゃん。ダメだこりゃ。次行ってみよう。
ところがよくよく調べてみたら、ホンモノのポカホンタスは実際にイギリスに渡ってそこで死んでるそうです (注1) 。という事は、ディズニーの「ポカホンタス(T)」の方が史実に不忠実で、続編が出来てこそ史実に忠実になる訳なんですな。ありゃこれまた失礼。
ああもう、どうせならもっとムチャクチャな続編を出して欲しいですな。
・あのフロローが生きていた!黒魔法で死の国からハデスを呼び起こしたフロローは、カジモドに復讐を企てる!あっけなく捕まってまたブルーになるカジモド!エスメラルダは神に祈る・・・すると神の国からスーパーヒーロー・ヘラクレスが光臨!カジモドと手を組んでの大反撃が始まる・・・・
「ノートルダムの鐘+ヘラクレス 超絶2大ヒーロー決戦! 〜神は誰に微笑んだか」
・クルエラの新たなる野望に、国際救助鼠団のビアンカとバーナードが三度立ち上がる!更に名探偵バジルが加わり、ネズミ選抜vsクルエラの大活劇!追い詰められたバジルがクルエラに言い放つ・・・「もう一匹、ネズミがいたのを忘れちゃいませんかねぇ?」そこでまぶしいばかりの光に包まれて現れたのは、そう、あの世界一有名なネズミだった・・・・
「ビアンカの大冒険+オリビアちゃんの大冒険+? 世界一のネズミ大戦」
これくらいなら、もう絵がベタベタでもいいっす。
(注1) ポカホンタスは実在の人物ではなかった、という説もあります。