その69 日本語吹き替えを考える

ディズニービデオを買うときに、まず気にしなければならないのは「字幕版」を買うか、「日本語吹き替え版」を買うのか、という点ですね。昔は(メチャクチャ昔ですが)、日本語吹き替え版しかなかったんですよ。で、「わんわん物語」の時だったかに限定数で字幕版を出して、大人気だったんで「美女野獣」からは字幕版も必ず同時発売する様になったんだと記憶しています。

もともとディズニー映画は日本で劇場公開するときはいつも吹き替えで、一日の最終回だけ字幕を上映、というやりかたでした。だから元々ソースは字幕版も吹き替え版もあったんですね。なーんだケチケチしねえで最初っから両方とも出しとけば良かったのにって、とっくに両方とも出る様になってるからもういいや。

で、ディズニーマニアさんたちはみんなこぞって字幕版を買い揃えてますな。ディズニーマニアに限らず、映画の通といわれる人たちはみんな字幕版を買う事になってるそうです。へえ。何でも原作の雰囲気を尊重する、という事なんだそうです。ほう。

個人的には、この考え方には大反対です。私はいつも日本語吹き替え版を買います。
字幕には二つの大きな欠点があると思うんですよ。

1. 字幕を読まなければならない
ストーリーを把握するために、字幕を読まなければならないですよね。字幕を見るために、映像が見えなくなりますよね。「慣れですよ」なんて話も聞きますが、そんなのは絶対にウソですよ。感性に依存する様な処理は、人間の右脳で処理されるんです。で、文字や論理を処理する言語野は、左脳にあります。そもそも「字幕を読みながら」の鑑賞と「字幕を読まないで」の鑑賞では、脳の使い方が違うと思うんです。字幕を読みながらの鑑賞は、どうしても難解にならざるをえないと思うのです。

2. 字幕で映像にキズをつける
字幕は映像の一部にキズをつける形で文字を埋め込みますよね。DVDやLDには字幕を画面外に入れる事が出来るものもありますが、映画館やビデオじゃそうもいきません。どんな形であれ、元の映像にキズをつける、という方法が「映画の雰囲気を損ねない方法」という事と矛盾しているんじゃないかと思うんですよね。

てな訳で、私は日本語吹き替え推奨派です。
まあ、好き好きですけどね。どうしても字幕が好きってんなら、字幕買えばいいんですが。

ただ!適当な配役の吹き替えは我慢ならん!絶対にダメだ!特に「ヘラクレス」!どこぞのアイドルを無理矢理起用した話題性だけの吹き替え!歌はオンチだし、セリフは棒読みだし、最悪の極み!
その代わり、劇団四季を吹き替えに使った「ノートルダムの鐘」は素晴らしい!英語版よりも素晴らしい!!ビデオもLDも日本語版を購入!というか、なんで私は同じものばかりいくつも買いますか?ってな位素晴らしいんですよアニキ!

ただ、ミュージカルシーンの吹き替えはどうしても厳しいっすねー。(自説ひっくり返し)

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