人間、どんなに勉強しても、覚えておける事には限界があります。全てを犠牲にして勉学に打ち込んだ所で、やっぱり知らない事はあるのです。ましてや、それほど勉学に熱心でない人や、どちらかと言うとナマケ者な人や、誰がどう見てもナマケ者な人や、天下御免のナマケ者の人は、いわずもがな、です。
そういった、常に「知らない事」に囲まれている生活の中で私たちは、「ここで必要!」という知識が、肝心な時に大脳にインプットされていなかったりするものです。時にはその知識が、自分以外の誰もが知っている、いわば常識だったりするともう恥ずかしくて「知らない」とは言えないものです。「聞くは一時の恥」と申しますが、一時でもメガトン級やギガトン級やテラトン級やペンタトン級やエクサトン級の恥になる時は、「知らぬわ」とは言えないものです。たとえ「知らぬは一生の恥」でも、一時とはいえメガトン級(中略)の恥をかく位なら、「知らぬが仏」で行っちゃうものです(用法に大きな誤りがあります)。そうでしょう?ほら、あなた。
その時、あなたの知性観とイメージとクリーンさを守る技術、それが「知ったかぶり」なのです。知ったかぶりとは、「知らない事をいかにも知っているかの様に見せる事、またその技術」の事です(西葛西大国語辞典より (ウソ))。知ったかぶりの技術をマスターすれば、もはやあなたに知らない事などありません。いわば全知全能の神であり、白昼堂々「とんでもないあたしゃ神様だよ」と言えるのです。ちと違いますか。まあ、それなりに知ったかぶりの素晴らしさをお分かり頂けたと思います。それでは参りましょう。 Let’s SITTAKA!!
知ったかぶりの基本は、「うなづき」です。知らない話を振られても、とりあえずうなづいておけば、相手にはその話が分かっているかの様に見えます。うなづくタイミングも大事です。相手の話をよく聞いて、ここが切れ目だ、と思った所で、すかさずうなづきをいれます。うなづきすぎるといいかげんに話を聞かれている様に見えますし、まったくうなづかないと話が分からないと思われたり、話がつまらないと思われたり、突然死んでしまったと思われたりしてあまりいい事はありません。適度なうなづきを適切な場所で。さほど難しい事ではありません。
しかし、いつも相手の話を聞く一方で、一向にこっちから話しかけないと「こいつ話す気がないな」とか「こいつ暗い奴だな」とか「こいつさては、うなづきメカだな」などと思われてしまいます。時にはこちらから話しかける事も重要です。しかし、こちらから話しかける話のネタがない。そんな時には、奥義「えーと、ホラ、なんだっけあれ」を使います。ど忘れしたふりをして、本当は知っていたかの様に見せるテクニックです。例を見せましょう。
「今度出た、振動圧搾凝固装置、すごいよな」
「あー、あー、えーと、ホラ、なんだっけあれ」
「SPDVの2000Fだろ。SPシリーズって電気系統の・・・・・・・・」
といった具合です。レアな知識ほど、触れる機会が少ない分ど忘れしやすいので、知ったかぶりのテクニックとしては有用です。
これまでの技術解説は、本当に基本的な技術のみの解説です。ちょっとでも知ったかぶりに長けた人であれば、「こんな事は特に教えられなくても知ってるぜ、ヘッ」と鼻でせせら笑った事でしょう。クソッタレめ。もちろん、基本的な技術だけで知性を完全にコーティングする事は不可能です。更なる学習と技術の向上が重要です。こんな努力をする位ならばもっと別に覚える事もありましょうが、知ったかぶりもなかなか重要なテクニックですよ。さらなる高みを目指して、LET’S SITTAKA!!
相手の話をよく聞くと、おなじ単語が何度も出てくる事に気付くでしょう。それは、相手が話している事の主題である可能性が高いです。話をよく聞き、それがどんなものなのか、自分の知識も合わせながら推測します。その単語がどんな物であるか見当がついたら、相手が次にその単語を発した時に、すかさず「ああ、〜のね」と突っ込みを入れます!するとどうでしょう、話の主題をピンポイントで突かれた相手は、調子にのって話しまくります。そうなればこっちのもの、タイミングを合わせてうなづくだけでいいのです。1の努力で10の楽。人生の理想像がここにあります。
また、この技術をさらにうまく応用すると、逆に相手に質問を投げかける事が出来るようになります。相手の話の主題を見切ったら、逆に相手にそのことを問いかけます。そうすると相手は自分が話したい事柄を相手からふられたのですから、猛烈な勢いで応えてきま
知ったかぶりの技術は、ここにとどまるものではありません。常に、新しい技術が開発・実践されてきているのです。しかし、すべての知ったかぶりテクニックに共通の流れがあります。
賢い知ったかぶりの流れ
→うなづき→反応→聞き出す→うなづき→
ものわかりの良い人はすでに気づいている、この流れです。もしあなたが以前からこれに気がついていたのなら、あなたはなかなかの「知ったかテクニシャン」という事になります。とはいえ、考えた事もなかった、という人が「ダメダメ知ったか人」かというと、そうでもありません。まっとうに、正直に生きてきたすばらしい人間である、とも言えるのです。では、「知ったかテクニシャン」はまっとうに生きていない人間なのかというと、そうでもありません。頭の切れる、クレバーな人間である、とも言えるのです。では「ダメダメ知ったか人」が頭が切れない・・・・・・・・・・・・
とりあえず、私が当初計画していた「知ったかぶり講座」は以上です。もともとおまけのコーナーですし、テキストだけのページが延々と続くと初めて入って来た人が読んでくれなくなってしまうため、ここでお開きです。
これ以降は、皆様からの投稿を元に、新しい「知ったかテクニック」を紹介して行きたいと思っております。「これぞ究極!」と思った知ったかテクニックがありましたら、メールでお送り下さい。ただし、掲載基準はかなり厳しくするつもりです。私が個人的に「これは何がなんでも紹介しなくては!」と思った物のみ、ご紹介します。ふさわしい文面であれば、原文ままで掲載いたします。
ご紹介したテクニックをお寄せ頂いた方については、実名つきで紹介いたします。ペンネームは認めません。実際には本名かどうかなど確認しないので、さほど気にする必要はないのですが、「くーちゃん」などといったヘニャヘニャな名前を載せたくないので、基本的に実名掲載です。そのくせ掲載による被害などについては、当方では一切関知しないので、あらかじめご了承ください。このページは3分後に消滅しません。
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